土・日きっぷで大暴れ!
土・日きっぷで東日本のあちこちを巡る旅


乗車する利府行きの1457Mは岩沼から来る列車なので、仙台と言えど長時間の停車はしてくれません。
停車時間は2分だけです。
東北本線1427M(701系)
仙台(8:25)〜利府(8:43)
あ〜 8時23分、仙台駅2番線に乗車する1427Mが到着。

例によって全車ロングシートの701系ですが、利府駅までは18分ですからロングシートでも問題ありません(まぁ、座れるならロングシートでも十分です)。
いわきり 仙台駅から10分で、本線と分岐する岩切駅に到着。

仙台駅発車の時点では、通学の学生が15人ほど?乗車していましたが、それらの学生は皆ここ岩切駅で下車していってしまい、それまで彼らの会話で賑やかだった車内も、一気に静かになりました。

写真は失念してしまいましたが、途中窓越しに見えた仙台車両センターでは、改造待ちのために疎開中の209系と、新型電気機関車EF510−502と12系が連結している状態で留置されていました。
本線との別れ 2分の停車で8時37分、列車は利府駅へと向けて岩切駅を発車。

すぐに本線と別れ、列車は左へと進行方向を変え、進んでいきます。
新幹線総合車両センター 岩切駅と利府駅の間の唯一の途中駅、新利府駅に向かう途中に見えた、新幹線総合車両センター。

全長は3.7キロもあるので、まだまだこの先も続きます。
E2系 先ほどの画像を撮影した位置からもう少し進むと、E2系が留置されているのを見ることができました。

この時は「なんだ、ただのE2系か」と、特に気にもかけませんでしたが、後でパソコンでこの画像を拡大してみたところ、屋根が不自然なまでに綺麗なことに気が付きました。

もしかしたら、これはE2系増備車のJ70編成/J71編成だったのかも!?

ちなみに、2010年に入ってから姿を現したE2系増備車は、行き先表示機などがフルカラーLEDとなっていたり、車内にコンセントが備えられていたり、グリーン車の座席がE3系2000番代と同等のものだったりと、今時の事情に合わせた仕様とらしいです。
新利府 8時39分、新利府駅に停車。

ここで数人が降りていきましたが、3月27日は新幹線総合車両センターの一般公開日ではありませんでしたから、降りていったのは基地またはJRの関係者だったのでしょうね。
もう1本 新利府駅を発車し、終点の利府駅を目指す途中、先ほどよりも近いところに留置されているE2系と遭遇しました。

小窓なので、こちらは間違いなく増備車ではありません。
利府到着 そして仙台から18分、8時43分に終点の利府駅に到着。

ホームの幅が狭いので、扉が開いた直後は下車した客によってホームは埋め尽くされていましたが、実際は列車は空席が目立っていたので、実際の乗客数は大したことはなかったのかもしれません。
りふ 駅名標。右側には駅名が書かれていません。

「ここは線路が本当に途切れる終着駅」であることを、一番分かりやすく教えてくれるのが、こういった片方しか駅名が書かれていない駅名標です。

こればかりは、大阪駅や名古屋駅、札幌駅など利府駅の何十倍といった規模を持つ駅にも、決して真似のできない「終着駅の特権」とでも言えましょうか。
駅舎 この後、先ほどの1427Mの折り返し列車に乗車するので、利府駅での時間はあまりありません。

それでも駅舎の撮影など、しておきたいことはしておこうと思うので、手早く駅舎から適当な距離を取り、駅舎の撮影を済ませます。

理想は、各下車駅で30分〜1時間程度の時間を取ることですが、効率よく移動したり列車に乗ったりするには、どうしても駅に留まる時間を短くする必要があります。

いつか各下車駅での時間を長めにとって、駅前をぶらぶら歩く機会が多くなるような旅でもしたいものです。。。
ホーム開幕戦 −利府駅の駅名由来−

人の苗字に由来があるように、駅名にもちゃんと由来があるというのは分かりますが、それをこうして紹介している駅は、ほとんど見かけたことがありません。
駅構内 駅前を歩いたりできる時間もないので、駅舎の撮影と駅名の由来を読んだだけで駅構内に戻ってきました。

1427Mの折り返しの列車に乗車しますが、同列車が利府駅に到着した直後から、もう折り返し列車として乗車可能になっていたので、701系の車内には既に何人か乗客の姿が。

土・日きっぷを自動改札機に通して、1番線へと向かいます。
線路の終わり 「せ〜んろはつ〜づく〜よ〜ど〜こま〜で〜も〜」という歌がありますが、まぁ現実的な話をすれば、どこかで必ず線路は途切れてしまうもので。。。

その線路が途切れてしまう駅のうちの一つが、この利府駅ということになりますが、この利府駅から、線路は大阪にも博多にも、鹿児島にも富山にも稚内にも続いています。

いつか途切れるとしても、そこまでは1000キロあろうが2000キロあろうが線路は繋がっているのですから、それを考えると確かに線路がどこまでも続いているような気もします。
東北本線4430M(701系)
利府(8:55)〜仙台(9:12)
田園風景 1427Mの折り返し、8時55分発の仙台行き4430Mで仙台駅へととんぼ返り。

利府駅発車後、すぐに田園風景が見えてきますが、田園風景なら常磐線や自宅近辺で見慣れているので、特に新鮮さや感動はありません。が、都会の人々には新鮮だったりするのでしょうか?

雪国の人が雪を見ても何も思いませんが、茨城に住んでいる私が雪景色を見たら狂喜乱舞するように、その地方の人にとっては当たり前のことも、そうでない人には新鮮に見えることも結構あるのではないでしょうか。
リゾートみのり 9時01分発の岩切駅で、茶色に金色の帯を巻くという見慣れない車両に遭遇。

「いやしかし、どこかで、どこかで見たような・・・」と思い出しているうちに、その車両が「陸羽東線のリゾートみのり」であることを思い出しました。

側面を見ただけでは分からず、正面の顔を見たときにようやく思い出せました。

4430Mで仙台へととんぼ返り。
効率は良いですが、せっかく利府まで行ったのに・・・、という思いは無きにしも非ず。
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