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新津駅は信越本線・磐越西線・羽越本線の3路線が交わるという駅。
駅名標の隣の駅の表示も、右左とも2つずつで合計4つというものになっています。
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ところで、次の列車は21時04分発の列車で、それで新潟へ行くのですが・・・。
発車標の表示は「新潟・吉田」という奇妙なもの。
「万座・鹿沢口以外にこんな変な名前をした駅はないだろう」と思いましたが、考え直してみると、そういえば越後線に吉田という名前の駅があったことを思い出しました。
それで越後線直通の列車だということは分かりましたが、行き先の表示が「新潟・吉田」とは、さていったいどういうことか。
まぁ「吉田」だと「この列車は新潟へ行くのか?」という疑問を持たれかねませんが、新潟と表示すればそのような疑問は一切湧きませんし、新潟へ行く人の多さを考えればこれで良いのかな。
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最近、青色の街灯を目にする機会が増えたような気がしますが、そもそも青色の街灯などというものが出てきたのは、「青色は心を落ち着かせ、犯罪抑止力があるから」というのが理由。
それがまさかこのように駅の駐輪場にまで採用されているとは、思いもしませんでしたね。
駅の駐輪場では、自転車に鍵をかけなければ、帰ってきたころには誰かが盗んでいるというのもよくあることなので、そういったことを抑止するために青色の照明なのかな・・・?
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5番線で吉田行きを待っているとき、ふと先ほどまで乗車したキハ110系の窓越しに、485系3000番代を見つけました。
しかし21時を過ぎたこの時間帯、485系3000番代使用の特急北越号はもう走っていません。
だとしたらまず考えるのは回送列車ですが、車内には乗客がいるので、それはありえません。となると、考えられるのは臨時列車か団体列車に絞り込まれますねぇ・・・。
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レンズの付け替えが面倒くさかったので、標準レンズをできる限りテレ端側にして行き先表示機の表示を撮影、表示を確認しようとしますが・・・、よく分からない!
しかし、何とか「団体」と表示されていることを確認できました。なるほど、団体列車ですか・・・。
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団体列車ということは分かりましたが、どのような団体列車なのか・・・?
それを知るために、先頭車が見えるところに移動して、ヘッドマークを撮影。←の画像は、その撮影したものをトリミングで思い切り拡大してみたものです。
そして確認できた「2010甲子園号」の文字。
どうやらこの485系3000番代は、春の甲子園の応援客を乗せた列車だったようですね。
ちなみに、ヘッドマークに書かれていた文字から理解するに、この列車は秋田県の秋田商業高校の応援列車だったようですが、残念ながら同校は1回戦で敗退してしまいました・・・。
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21時02分、吉田行きが新津駅5番線に到着。車両は115系です。
国鉄の直流近郊型車両の標準形式とも言える113系・115系ですが、今、前者については房総地区から次々と数を減らしていっていることが話題になっています。が、後者についての話題はあまり聞いていません。
これはつまり、まだ安泰だということなのでしょうかね。
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列車が駅に到着しても、扉は自動では開きません。
それでも半自動だというならまぁともかく、扉を手で開けるというのは驚きでしたね。
ですが、この「扉は手で開ける」というのは、2008年春に越後線の全線乗車を行ったときに既に経験済み。それでももう1度驚いてしまったのは、2年以上扉を手で開けるということをしなかったからなのかな?やはり。
扉を手で開けるという行為を、私は物珍しげに見つめますが、私の前に並んでいた人たちは、特に変わった反応を見せることもなく乗車していきます。
当たり前と言えば当たり前ですが、普段からこれに慣れている地元の人たちにはどうということもないのでしょうね。
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信越本線457M (115系)

新津(21:04)〜新潟(21:24)
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車内はがらがらで、おかげで簡単にクロスシートに座ることができました。
新津駅を発車すると、まず進行方向左側に新津運輸区が現れます。
ここではSLばんえつ物語号で使用される、疑似スカ色(?)の12系を見ることができましたが、この12系は新津運輸区の所属ではなく、新津車両センターの所属とのこと。
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私が座ったクロスシートの近くには、赤と白のボタンが付いた謎の操作盤がありました。
「何を操作するボタンなのかな?」と思いながら近づいてみると、ボタンの下には「扇風機」の文字が。
恐らく、非冷房車だったころの名残なのでしょうが、現在はこの115系も冷房化改造がされています。
そういえば、常磐線の415系にも扇風機があったっけなぁ・・・。
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壁にスイッチがあるということで、天井にも扇風機が残されていました。
先ほど書いたように、冷房化は既になされているで、例え夏でもこの扇風機が稼働するというのはまずないのでしょうけれども、一昔前の非冷房時代を顧みることができます。
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新津駅から20分で新潟駅に到着です。
しかし、まさか上越新幹線も通る新潟駅でも、扉が手動だとは思ってもいませんでした。
一番前側の扉しか開かないという列車が多いワンマン列車でさえ、駅員が配置されている駅では全ての扉を開放するのですから、基本的に手動でも新潟ぐらいは自動だろうと思っていたのですが・・・。
ちなみに新潟駅では、ほぼ全ての乗客が下車し、列車は回送状態となってしまいました。
ただ、新潟駅では16分の停車時間があるので、息抜きでいったん外に出たという人もいたかもしれませんね。
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さて、次の列車との乗り換え時間は僅か8分しかありません。
ただ乗り換えるだけなら、8分というのは十分な時間ですが、私は気になったり目についたものは何でも撮影してしまうので、8分という時間は「僅か」です(笑)
で、こうして「友愛の鐘」なるものをまた余裕こいて撮影したり・・・。
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次に乗車する列車は、東京行きのMaxとき352号。
郡山駅以来、快速列車・普通列車・普通列車・普通列車と、青春18きっぷを使用しているかのような乗り継ぎが続きましたが、ここで久々の特急・新幹線乗車。
土・日きっぷの真価が発揮されるのは、やはりこうした別料金が必要な優等列車への乗車のときですね。
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