今日、バスに乗るのは、もうこれで9回目です[①]。まあ、JR東日本の鉄道路線の代替として運転されている以上、乗車対象から外す明確かつ理論的な根拠がなく、乗らないわけにはいかないのですが、それにしても・・・。これっていったい何の旅だったかなぁ。テレビ東京系で好評を博している路線バスの旅か何かでしたっけ? 鉄道の旅であるはずなのに、鉄道が全くと言ってよいほど出てきません。
鹿折唐桑〜気仙沼間は、専用道が完全に整備されているので、渋滞や交通整理に邪魔されることなく気仙沼に辿り着きました[③]。気仙沼〜盛間のメインルート、陸前高田〜陸前矢作間の枝線、鹿折唐桑〜上鹿折間のミヤコーバス委託枝線の3つ全てを乗り尽くしたので、大船渡線の気仙沼〜盛間に関しては、これで乗車が完了したということで良いでしょう。
しかし、大船渡線は、一ノ関〜盛間を結ぶ路線として定義されています。一ノ関〜気仙沼間の鉄道部分もきちんと乗らなければ、大船渡線を全線乗車したと言うことはできません。というわけで、ついに、ようやく、やっと、列車が登場します[⑤]。16:21発の普通列車に乗車し、一ノ関へ向かうこととしましょう。「列車に乗る」という当たり前のことが、これほどありがたく感じられるとは・・・。
4番線のホームに接して敷かれているのは、道路ではなく、線路です[⑥]。紛れもない線路です。番線案内の標示には、「BRT」の文字はなく、「大船渡線 一ノ関方面」とあるだけ[⑦]。昨日、柳津〜大谷海岸で初めてBRTに乗ったときは、BRT初乗車ということで、それなりに楽しいと思いながら乗っていましたが、それ以降の乗車は、もう全て半ば作業化していました。
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