上りホームで普通列車の到着を待つつもりでしたが、発車時刻を誤認していた(もっと遅いと思っていた)ようで、こちらがまだ下りホームにいるときに構内踏切が作動。これはまずいと思いつつ、列車が完全に停車したのを確認した後、駆け足で列車に向かいました。
あと2つで最北端の駅の稚内であるというのに、上り列車で南下します。すごろくで戻れが出てしまったかのような気分です。昼間の明るさと太陽の高さは既に失せ、夜が迫ってきていました[②]。もちろん、本当に真っ暗になるまでにはまだだいぶ時間がありますが、稚内に着くころには真っ暗になっているのは確定なので、日本最北端の駅に降り立つその瞬間は、夜に迎えることになりそうです。
勇知駅の駅舎は、ちょっと見慣れない形態をしています[③]。形は車掌車を改造した簡易駅舎そのものなんですが、表面が金属板で覆われています。もちろん、以前は車掌車そのものが駅舎となっていて、クリーム色と水色で塗られていましたが、2013年〜2014年ごろにかけて、このように表面が金属板で覆われてしまったそうです。綺麗さと親しみやすさ(見慣れた車掌車の形)を兼ね備えた、新しいタイプの車掌車改造駅舎です。
17:38、兜沼に到着[⑤]。すぐに発車しないどころか、前照灯を消してしまいましたが、どういうことなんでしょうか・・・?
|