![]() ある日、自分のJR線の乗車状況を眺めていたとき、私は、ふとあることに気がつきました。 それは、未乗車の路線は西日本に多く残っており、実際、JR西日本線とJR九州線の制覇率は低いものであった、ということです。 このとき、私の脳裏に、ひとつの旅の輪郭が浮かび上がりました。 「今まで面倒臭がって手をつけてこなかったJR西日本のローカル線(特に中国地方)を地道に乗りつつ西進し、九州に上陸。 過去2度の旅で乗ることができなかった九州の路線を全て乗りつくし、西日本方面の路線の制覇率を一気に引き上げる旅」。 しかし、これは「JR西日本のローカル線を乗る旅」と「九州の路線を乗る旅」という、いわば2つの旅が存在しているようなものであり、 これらを同時に行うのは、日数の面でも、そして必要な資金の面でも、これまでにない難易度を突き付けられるものとも言えました。 やはり、それぞれで分けて別の旅として行うべきか? そんな思いもなかったわけではありません。 一方、JR線の乗車は確実に進行しています。東日本方面の未乗車の路線は、残りが少なく、かつ分散していて、 東日本方面では、もう何日も日数をかけて一度に大量に乗り潰す長い旅はできそうにありませんでした。 逆に言えば、今の西日本は、「未乗車の路線がたくさんあり、かつ集中して(繋がって)いて、何日も日数をかける長い旅ができる」状態です。 そうして思ったこと。「これは、日数をかけ、未乗車の路線を一気に乗り潰してくるような大規模な旅ができる最後の機会なのではないか?」 私の心は決まりました。2つの旅を繋げる。本来ならば2回の旅に分けているであろうところを1度にやろう。 放置していたJR西日本のローカル線も、今ここに覚悟を決めて立ち向かおう。どんなに日数と資金がかかろうとも、自分が思い描いた旅をしよう。 かつてない壮大な規模の旅への思いが、今ここに結実しました。 進化と大規模化の道を歩んで成長してきた我が旅の頂点となるために。そして、生業のごとく続けてきた乗り鉄の旅の集大成を体現するために。 ◆8月13日◆ Page:1 ※各画像はクリックすると拡大します。
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