9:23発の長門市行きに乗車します[①]。52分の待ち時間であったため、同一方向(長門市行き)の列車を待つことができました。同一方向の列車を待つと異常なまでに長い待ち時間ができてしまう場合は、一度逆方向の列車に乗車し、目的方向へ向かう列車を迎えに行きます。
車両は、昨晩に厚狭駅で見かけたラッピング車両(キハ120-10、長門号)でした。外観は「大変身」を遂げていますが、残念ながら、車内は至って普通のキハ120形のままとなっています。シールを貼るくらいのことはしても良いような気がしますがね。
列車は長門湯本、板持[②]と停車します。美祢線内では、これらの2つの駅のみが、列車交換をすることができない駅となっています。板持を出ると次は終点の長門市。駅のホーム端から500mほどの地点で、山陰本線と線路と合流します[③]。
9:36、列車は終点の長門市に到着し、これをもって、美祢線の全線乗車が完了しました[④]。長門市駅を訪れるのは5年ぶりのことですが、前回は、美祢線が台風の影響で不通になっていたときであり、山陰本線の列車でホームに降り立つと、「代行バスを利用されますか」と声をかけられました。今回は、あのときは動いていなかった美祢線での長門市到達。あのときに廃線にならず、見事に復活したからこそなしえたことです。
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