2017年8月に、就職活動をどうにか逆転本塁打で締めくくることができた私は、ほぼ”大学の卒業待ち”状態にありました。

そのような中で、就職活動終了後の旅の第一弾として、同年11月上旬にかつての寝台列車たちを見に行くという旅を
実施しましたが、それは期間としてはせいぜい6日間程度の比較的小規模な(昔なら大旅行と言えたのでしょうが)旅行であり、
私を真の意味で満足させるものでもなければ、”学生時代最後の旅”になりえるものでもありませんでした。

「学生時代の最後を飾るにふさわしい旅とは何なのか・・・?」、「大学生をやっている今だからこそできる旅って?」、
「JR線の全線乗車を果たした今、自分は”旅”に何を込めるべきなのか?」、「思い出にも、記録にもなる旅ができるか?」・・・。

そうして、学生時代最後の旅について思案していくうちに、私は、以前からぼんやりと考えていた、ひとつの骨子を思い出しました。
「日本のあらゆるところに行ってきて、47都道府県も全部訪れたけど、それを一度にやり遂げたら、絶対面白いよな」。

鉄道好きとして生きてきたこと。(良くも悪くも)国内旅行専業で、ずっと日本と向き合い続けてきたこと。
約2か月に及ぶ、極めて長い春休みが控えていること。いつか来るそういうときのために、とウン十万円貯めてきたお金があること。
これら諸々の条件を勘案した結果、私が導き出した「学生時代最後の旅となる”集大成”」は、こうなりました。

「沖縄を含めた47都道府県を一気に訪問し、南から北まで縦横無尽に駆け巡る、まさに日本を縦断する大旅行」

「しかし、ただそこ(駅)を通過しただけで”訪問した”とするのでは面白くない」ということで、今回は次のような要件を置きました。
”各都道府県の代表駅では必ず下車し、これをもってその都道府県の制覇とする(その駅を単に通過するだけでは認めない)”、
”各代表駅は、極力一筆書きの乗車券に組み込むこと”、”その地を制覇した証拠として、代表駅のスタンプと下車印を集めること”。

沖縄・那覇発、北海道・札幌行き。訪れた都道府県の数、47。乗車した列車の数、約135本。総費用、軽く40万円超。
18日間に渡る壮絶なる日本縦断紀行。我が鉄道趣味、そして旅人としての生き様の集大成が結実します。


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