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延岡駅にやってきました[①]。あのままにちりんシーガイア24号に乗り続けて、次の県庁所在地である大分市(大分駅)を目指すという手もありましたが、とある目的から、今日は延岡で夜を明かします。 先ほどの佐土原駅と同様に、延岡駅にもJR貨物の駅がありますが、こちらはれっきとした貨物列車の発着があります。巷では、貨物駅で入換用に使われているDE10形が、新型のHD300形に徐々に置き換えられていっているようですが、延岡貨物駅で入換に使われているのはそのどちらでもなく、機関車でありながら2軸しかない、小型のスイッチャーです[②]。 延岡は旭化成の企業城下町であり、駅の利用者には、同社へ出張してくる用務客が多いと言います。駅前には、早速のようにビジネスホテルが鎮座していて、私も今日は駅前のビジネスホテルでお世話になります[④]。 来駅当時、延岡駅では、交流スペースや図書館を備えた複合施設の建設が行われていたため、駅舎はいかにも「工事中」といった導線と外観になっていました[⑤] [⑥]。ただし、この写真では分かりませんが、駅舎部分については、一足早く2017年8月上旬より、改装が済んだ新駅舎での営業を開始していて、宮崎県産の杉などを使った新しい空間に生まれ変わっています。 駅の近くにいた野良猫[⑦]。まあ、野良猫に人懐っこさを期待するというもの酷ではありますが、そうやって人から逃げ回ってばかりだと、拾ってもらえも保護してもらえもしませんよ(かつてやけに人懐っこい野良猫を拾って飼い始めた経験談より)。 |
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今日の寝床は、ホテルルートイン延岡駅前です[①]。別にこれらのホテルに罪があるわけではありませんが、とりわけルートインや東横インについては、本当に日本全国どこにでもある、いかにもありふれたホテルなので、本来はできるだけ使わないようにしています(もっと小規模なチェーンや地場のホテルに泊まるのが好き)。 しかし、いったい築何年が経過しているのか分からなかったり、公式サイトの写真からも”古さ”が伝わってきたりするような、「ご当地のホテル」などと比べると、こういった全国展開の大規模なチェーンというのは、どこの店舗に宿泊したとしても、一定程度の水準は保証されているという「安心感」があります[②] [③]。これはたしかに大きなメリットなのです。 |
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今日延岡で宿泊する理由。それは、秘境駅として名高い宗太郎駅を訪れるためでした。ホテルに到着して一息ついたら、再度駅へと出陣し、19:32発の大分行きに乗車します[①]。延岡を拠点にすると、宗太郎駅を訪問するためには、朝のパターンと夜のパターンの2つがありましたが、滞在時間(夜の方が長い)と天気(明日は雨)を考慮し、今晩中に行くことにしました。 延岡の次は北延岡です[③]。ここで帰宅中の高校生らしき客が1人降りていきました。その次の日向長井では、乗降は全くありませんでしたが、日向長井の次の北川では、3人の下車(いずれも高校生と思しき)がありました。「延岡〜佐伯間の普通列車を利用する人物とは、いったい何者なのか?」と思っていましたが、高校生の通学の足としては使われているようです。 北延岡、日向長井、北川と続いて停車するのは市棚です[④]。その次が、目的地の宗太郎です。市棚では、列車交換のために3分停車するということだったので、ちょっとホームに降りてみました[⑤]。ホームから覗き込む窓越しにも、そのガラガラ度合いがよく分かります。それでいて、この列車は1両編成なわけですから、いかに乗客が少ないのか、という話です[⑥]。 1日3往復(当時)しか普通列車がない延岡〜佐伯間を通し、しかも1両で走っている列車ということで、まあ佐伯行きなのだろうと思ったら、実はこの普通列車、大分行きです[⑦]。佐伯で25分の停車時間がありますが、一応、直通の大分行きということになっています。1両の気動車が、立派な高架駅となった県庁所在地の駅に乗り入れる・・・。ちょっとした”萌え”が感じられそうです。 普通列車しか停車せず、今やその本数も1.5往復となった(2018年3月のダイヤ改正で、延岡〜佐伯間の普通列車は、1日3往復→1.5往復に)市棚駅ですが、駅は2面3線の構造をとっていて、ちょっとした主要駅のような風格も漂わせています[⑨]。実際、同ダイヤ改正で廃止されましたが、以前は、市棚発着の区間運転の普通列車も設定されていました。 市棚でも1人の降車があったので、ここで、大分行きの普通列車に乗っているのは、私ととある高校生の計2人だけになってしまいました[⑩]。市棚までの各駅では、下車こそあれど、乗車が全くない(まあ、考えてみれば、別に不思議ではない)ため、いつの間にか、乗客が計2人にまでなってしまいました。で、私は次の宗太郎で降りるわけですから、そうすると、この列車の乗客は1人だけに・・・。 20:04に列車は宗太郎に到着しました。大分へ向けて動き出す列車を見送り、辺りに気動車のエンジン音も響かなくなってしまうと、宗太郎駅は、たちまち静寂に包まれるようになります[⑬]。 |
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