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庁舎の中に入りました[①]。別に行政手続きをするために来たわけではない・・・と言いつつも、そういえば、一般人にとっては、都道府県庁というのは、あまり縁がないところですよね。市役所や区役所なら、転出入その他の行政手続き等で行く用事がありますが、都道府県庁への用事というのは、あまり思い浮かびません。 展望室と食堂は14階にあるので、エレベーターで14階にやってきました[②]。まあ、県庁の展望台なんぞ、そんなに有名な観光スポットではありませんから、その人影もまばらでした。その代わり、那覇市内の街並みをのんびりと眺めることができましたが。 14階にある展望室から見る那覇市内の街並みは、このような感じ[③]。 世間一般では、那覇市あるいは沖縄県が大都市・過密都市であるという印象は、あまりないかもしれませんが、実際の那覇市は、沖縄県の県庁所在地でありながらも、その面積は僅か40平方キロメートル弱で、その人口は約32万人。人口密度は約8000人/1平方キロに及び、これは名古屋市(約7000人)を上回り、横浜市(約8500人)に次ぐものです。 そんなわけで、展望室から見る街並みというのは、まさに過密都市のそれであり、ビル、アパート、マンションが隙間なく立ち並んでいます(木造建築がほとんど見られないところもポイント)[④]。一方、那覇市は、空港が近いこともあり、超高層建築を立てることができません。極端に高い建物がなく、中程度の高さの建物が縦横に平べったく広がるという街並みには、そういった理由もあります。 その那覇市は、立地上、海のすぐ近くに市街地を形成しています[⑤] [⑥]。建物が邪魔で、オーシャンビューとまではいきませんが(さすがにそこまで低層建築ばかりではない)、展望室から見える都市の街並みの向こうには、大海原が広がっています。 ちょうどお昼時なので、この14階にある食堂で昼食をとります[⑧]。地下にある食堂が300席もあるのに対し、14階の食堂は41席しかないので、「あるいは満席か」と恐れていましたが、実際には、それほど混雑してはいませんでした。ここでカレーライスとアイスコーヒーを注文し、これを今日のお昼ご飯とします[⑨]。沖縄要素は、僅かに見えるゴーヤくらいしかないですね・・・。 料理が届くまでの待ち時間は、暇だったので、ラックに置いてある新聞を読んでいましたが、それはなんと読売新聞でした[⑩]。「読売新聞もある」ではなく、「読売新聞しか」ありませんでした。沖縄本島では、全国紙は、本土からの空輸で仕入れるほかなく、朝には届きません。よって、新聞が朝刊としての用をなさないため、沖縄では、全国紙はほとんど読まれません。 その全国紙が置いてあっただけでも驚きですが、社の論調的に沖縄県とはやや相容れない読売新聞”しか”なかった。それも、あろうことか県庁の食堂で。何やら不思議に思ってしまいます。 ところで、沖縄県庁のすぐ横には、このような特徴あるデザインの建物が建っています[⑪]。これは何かというと、那覇市役所の庁舎です。県庁と市役所は、実はほぼ隣り合わせに位置しています。しかしながら、殊にデザイン性で言えば、那覇市役所に軍配が上がりますね。 |
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沖縄県庁を後にして、ゆいレールの県庁前駅へやってきました[①]。そして、そこからモノレールに乗って向かったのは、3つ隣の奥武山公園駅です[②] [③]。長崎行きの飛行機の出発時刻まではまだ時間があるため、ここで次の暇潰しをします。 奥武山公園駅を後にして目指したのは、沖縄セルラースタジアム那覇です[④]。沖縄県で唯一の(たぶん)プロ野球公式戦試合開催対応球場で、2010年以降は、毎年2試合の一軍公式戦が開催されています。今日はここで巨人の三軍キャンプが行われているとのことだったので、飛行機に乗るまでの時間潰しがてら、ふらりとやってきました。 球場では、高橋監督の特大横断幕が来場者をお出迎え[⑤]。しかし、このときは、一軍選手たちはまだ宮崎でキャンプを行っていて、上述のように、ここでキャンプをしていたのは、二軍よりも更に下の組織にあたる三軍でした。一軍のキャンプなら、特にファンというわけではない巨人のキャンプでも、それは是非見てみたいと思ったはずですが、正直、三軍となると・・・ではありました。 平日で、しかも三軍のキャンプともなれば、球場に来ている人の数もまばら[⑥]。今日ここにやってきている人は、よほど暇をしている人か、あるいは筋金入りの巨人ファンに違いありません。なぜオリックスファンの私がここにいるのでしょう? プロ野球に詳しい人ならば、この選手の並び順には「おや」と思うはずです[⑦]。ここに巨人の5人の選手のパネルがありますが、その並びは、左から小林(捕手)・坂本(遊撃)・宮國(投手)・阿部(一塁)・菅野(投手)。この中で、世間的知名度があり、チームでもスター選手とされるのは、坂本・阿部・菅野です。当然、一番手前に置くパネルは、これらから選ばれて然るべきですが、実際には宮國となっています。 その理由は、恐らく「宮國投手は沖縄出身だから」。普遍的なスター選手も大切ですが、地元のスター選手も大切です。 |
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内野スタンドにやってきましたが、やはり、見物している人はほとんどいません[①]。ま、そりゃそうか。 ガラガラな球場で、大のおとなが白球を熱心に追いかける(立場上、二軍・育成選手は、一軍の選手よりも更に泥臭いというか、プロとしてのスマートさをさて置いて、とにかく気合で必死にやっている感があります)・・・[③]。もっと上手くなりたいと思うも良し、東京ドームの大歓声に憧れるも良し、億単位の高給を目指すも良し。ここには、一軍とはまた違った「夢」と「希望」があります。 なお、当サイトはあくまでも鉄道と旅に関することを取り扱うサイトであり、ましてや、私は巨人ファンではないので、これ以降は、三軍キャンプに関する詳しい説明は省略させていただきます。ただ、写真は無駄にたくさん撮ってきた(最近、”撮り鉄”をしておらず、連写機能をあまり使えていなかったので、その鬱憤晴らし)ので、とりわけ巨人ファンの方は、G戦士の雄姿をお楽しみください(笑) ひとつだけ、この三軍キャンプを見ていて強く思ったことは、「やはり一軍クラスの選手の動きは”違う”」ということでした。このキャンプに参加しているのは育成選手(背番号が三桁で二軍戦にしか出られない、いわば当たれば儲けものの”原石”)が中心で、彼らは、一般人と比較すれば、もちろん極めて上手なのですが、「プロ野球選手」として見ていると、「?」と思ってしまうところはあります。 そんな中、この三軍キャンプには、何人か一軍経験のある選手(少なくとも、今村<投手>・宇佐見<捕手>の姿は確認できた)が混じっていましたが、そういった選手の動きは、やはり育成選手とは段違いでした。それでも、今村・宇佐見の両名は、一軍の試合においては、さりとて凄いとは言い難いのですから、プロ野球の一軍選手の”厳選”度合いがよく分かります。 |
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