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特急しおさい5号は、総武地下ホーム2番線から発車します[①]。255系9両編成による運転です。255系が特急しおさい号で使われているというのは、未だにちょっと違和感のあるもので、私の中では、255系といえば、今でも「ビューわかしお・ビューさざなみ」なのです・・・。 地下区間を抜けて、地上に出ました[②]。新日本橋・馬喰町までが地下駅で、両国付近で地上に上がります。最初の停車駅の錦糸町は、地上に置かれた駅です。東京駅とこれらの駅は、総武快速線のみが通っていて、総武緩行線は乗り入れていません[③]。すれ違うE217系は、快速線の列車です。これもE235系への置き換えが進められていきますね・・・。 東京〜千葉間は、特急列車で30分ほど、快速列車で40分ほど。特段、特急列車を使わないと移動が困難な区間ではありませんが、そろそろお昼時ということで、「昼食が食べられる環境」を求めて、しおさい号に乗りました[④]。ただし、しおさい号は本数が少なく、これの前が10:43発、これの後が16:42発。「13:40発のしおさい号に合わせる」ために、相模線での”時間潰し”をやっていたというのは秘密です。 西船橋を通過します[⑤]。特急列車だから通過するのではなく、そもそも快速線上にホームがないために通過します(ですから、E217系による快速列車も通過します)。地下鉄東西線、東葉高速鉄道、武蔵野線が接続する拠点駅なので、快速列車の停車に対する要望は強いようです。ひとつ先が船橋ですが、しおさい号は、土曜・休日に1往復が臨時停車をすることがあるものの、基本的には通過です。 幕張車両センターの脇を通過します[⑥]。これに隠れてしまっているせいで見えませんが、向こうに幕張本郷駅があります。255系は、ここを所属の基地としています。E217系やE231系、209系(緩行線用)の所属はここではなく、幕張車両センターには、主に総武本線・内房線・外房線などで使われる209系(ストレート車体)が配置されています。 千葉に到着しました[⑧]。「千葉まで楽に移動したいが、しかし普通列車グリーン車は高い(770円)」というときには、しおさい号は大いに役立ちます。日中の成田エクスプレス号は、千葉は基本的に通過となるため、意味がありません。 銚子を目指す特急しおさい号[⑨]「総武本線経由 銚子」との表示も出ましたが、「むしろ、総武本線経由以外があるか?」と思いました[⑩]。が、そういえば、成田〜佐原〜銚子の成田線経由という可能性も、まあゼロではありませんね。たしかに、以前は、成田線経由で東京〜銚子を結ぶ列車として、特急すいごう号という列車もありました(懐かしい!)。 |
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千葉駅にやってきました[①]。千葉県の代表駅ですが、乗車人員による統計では、その数は、西船橋駅・船橋駅・千葉駅に次ぐ第4位であり、船橋市や柏市、松戸市といった有力都市が県内に複数あるため、正直”地味”というが、私の千葉市に対する印象です。 総武本線佐倉・成田方面は、左側に向かって、ホームが大きな弧を描いています[②]。ここまでの総武本線は、南東方向に向かって、比較的直線的に進んできました[③]。千葉からは、進路を北東方向にとるようになります。よって、この千葉駅の前後で、総武本線の進路は、90度ほど曲がるということになります。 現在の駅舎は、2016年11月に開業したばかりの新しいもので、内装はとても綺麗でした[④]。暖色系の照明が使用され、駅構内でありながら、蛍光灯の白色ではなく、温かみのある色で照らされています。 東京駅周辺は、区画が綺麗に整備されていて(良くも悪くも、”空襲の産物”かもしれませんが)、道路はほぼ直線、周辺の建物はいずれも小奇麗でしたが、残念ながら、千葉駅は、それとは逆です・・・。道路や建物は、特に規則性もなく縦横無尽に配置され[⑤]、「こりゃ、いつの建物なんだ」と思うような古びた建築物もあります[⑥]。あ、ちなみにこれ、以前のJR東日本千葉支社でした。 千葉では、他社路線として、千葉都市モノレールと、京成電鉄に連絡しています[⑧]。「京成千葉」を名乗る京成電鉄の駅は、JRとは別の独立した駅舎を持っていて(逆にモノレールの駅舎と一体化)、やや離れた場所に位置していますが、モノレールの連絡通路を介することで、外を歩くことなく行き来することができるようになっています。 モノレールというものは、日本ではあまり一般的ではないのか、見かけることは少ないです。札幌、仙台、新潟、埼玉、千葉、東京・・・等々、日本に大都市は数多くあり、そこに路面電車が走る街もあれども、モノレールがある大きな街というのは、千葉くらいでしょうか[⑨] [⑩]。あとは、北九州市(小倉駅)に例があるくらいかなと。 千葉駅周辺の様子[⑫]。大都市であり、県庁所在地であり、政令指定都市でもあるので、それ相応に発展して賑わってはいるのですが、先ほども触れたように、千葉県内には、他にも有力な都市があるので、千葉市は、決して絶対的な存在ではないと言えます。県の人口は約630万人ほどですが、100万都市はなく、千葉市で約98万人です(これは県内1位)。 総武本線が大きな弧を描いていることは、駅周辺の案内図からも読み取ることができます[⑬]。おおむねまっすぐに線路が伸びる外房線に対して、総武本線は、明らかに曲がっています。この結果、両線の間に空間ができたため、そこにロータリーが形成されているようです。 |
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駅構内で、雛壇が展示されている場所がありました[②]。「こりゃ一体なんぞや」と思っていると、このようなポスターが[③]。千葉県勝浦市では、例年、2月末〜3月上旬にかけて、「かつうらビッグひな祭り」が開催されます。それに合わせての展示ということのようですね。このお祭り、なかなか大規模なようで、毎年、このお祭りのための臨時列車(かつうらひな祭り号)が仕立てられます。 上りの成田エクスプレス号が千葉を通過しています[④]。「あくまでも都心と成田空港を行き来する人のための列車」ということなのか、同列車は、基本的には千葉を通過としています。が、私が日頃見る限り、成田エクスプレス号の乗車率は非常に低い(結局、帰宅客向けにN'EXを使えるトクだ値を売っているのも、そのためでは)ので、千葉にも停めればよいと思うのですが・・・。 モノレールの線路が空中に伸びる千葉駅周辺[⑤]。千葉都市モノレールは、懸垂式を採用している路線なので、線路を支えるための”門”が聳え立ち、これが外観上の特徴のひとつとなります。モノレールは、都賀駅で総武本線と合流します。 綺麗に整備された千葉駅構内[⑥]。私は、以前の千葉駅のことは知らないのですが(千葉で降りる機会などなかったので・・・)、「リニューアル」ではなく、駅舎自体の建て替えだそうなので、きっと見違えるように綺麗になったのでしょう。千葉駅は、JR線だけでも、様々な方面や系統の路線が乗り入れているため、改札口に整然と並べられた発車標が賑やかです[⑦]。 15:01発のエアポート成田号に乗車します[⑧]。2018年3月のダイヤ改正で、エアポート成田という愛称が廃止されますが、それを前に、期せずして乗車の機会に恵まれることとなりました。なお、”快速”とされていますが、この先の駅で通過するのは、ひとつ先の東千葉のみで、それ以外の駅は全て停車します[⑨]。また、ここまでの停車駅は、他の総武快速線の列車と同じです。 エアポート成田号は、千葉で6分停車し、後続の成田エクスプレス号を先行させました[⑩]。まあ、”快速”とは言っても、特急列車から逃げ切れるほどの停車駅設定にはしていないので・・・。ちなみに、エアポート成田号は、1991年〜1992年にかけて、臨時の特別快速として運転されたこともあり、そのときは、千葉を出ると、成田・終点成田空港と停車していました(当時は、空港第2ビル駅はなかった)。 |
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