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※各画像はクリックすると拡大します。



















 はくたか568号に乗車します[①]。大宮までの乗車で、無難に普通車指定席を確保していたのですが・・・、今日のはくたか568号は、なぜか普通車指定席が満席でした。それも、この568号に限って[②]。よくよく見てみると、グリーン車とグランクラスも”△”の表示ですね。繰り返しになりますが、今日は2月の平日(閑散期)です。いったいどうして・・・。

 地上部分を走ります[③]。長野を通過する列車は存在しえないので、この辺りを超高速で駆け抜けることはないはずですが、防音壁は建てられています。よって、視界はイマイチです。地上を走るのは、本当に篠ノ井駅の付近だけで、在来線におけるそのひとつ手前の駅である今井駅や、ひとつ奥の駅である屋代高校前駅の付近は、いずれも高架線で通過しています。

 北陸新幹線、しなの鉄道線、上田電鉄線の3路線が集う上田駅[④] [⑤]。上田電鉄線は高架化されていて、新幹線とほぼ同じ高さにあります。高架でこそあるものの、線路は単線であり、駅そのものも1面1線という構成で、小ぢんまりとしています。

 佐久平を通過し、軽井沢に到着しました[⑥]。新幹線のホームは、高架ではなく、地上にあります(北陸新幹線では、他に長野も該当)。駅の高崎寄りに、半径800mの厳しい曲線がありますが、通過列車の設定もあります(もっとも、出して100km/h程度)。そのため、以前はホーム柵がありませんでしたが、安全のためということか、現在は、本線(通過線)にホーム柵が設けられています。

 軽井沢駅付近のスキー場[⑧]。よくよく写真を拡大してみると、数人の利用客がいるということは確認できましたが、「多くの人でごった返している」というほどではありません。まあ、月曜日ですからね・・・。

 軽井沢を発車すると、ほどなくして、列車は長いトンネルに入ります[⑨]。ここで、いわゆる「碓氷峠」を下っていきます。在来線のころは、EF63形を連結するという”儀式”があったことで、ここが碓氷峠であることを、否が応でも認識させられたはずです。ただ、今は、スッと発車してスッと通過するがゆえに、「数あるトンネルのひとつ」という感じで、ここが特別に碓氷峠であることを意識することはありません。

 安中榛名を通過します[⑩]。現在、はくたか号は、臨時列車も含め、全ての列車が、安中榛名を通過としています(かがやき号は、言うまでもなく通過)。つまり、ここに停まるのは、長野発着のあさま号のみということ。そのため、北陸方面との行き来に際しては、必ず長野駅等での乗り換えが必要になります。

 群馬県内の街並みが見えてきました[⑪]。これは高崎市か、それとも前橋市か? 結論から言うと、「両方」です。写真左側は、前橋市の街並みで(一番背が高い群馬県庁が目印)、右側は、高崎市の街並みです(これまた目立つ高崎市役所が目印)。

 2月なので、日没も早いですね・・・[⑫]。もう何度も見たような「おなじみの」景色を横目に見ていたら、東北新幹線の列車が見える地点までやってきました[⑬]。東北新幹線のE5系に遭遇するということは、まもなく下車駅の大宮ということです。

 17:26、下車駅の大宮に着きました[⑬]。上野・東京までは突っ切らず、大宮で下車します。ただし、私は、大宮駅を「埼玉県の代表駅」とは見なしていないので(時刻表もそう言っている)、ここで列車を乗り換え、浦和駅へ向かうこととします。












 東北本線の上り列車で浦和に向かいます[②]。大宮〜上野間は、東北本線の列車と高崎線の列車が共に乗り入れるため、本数が多くなっています(遅くてもよければ、京浜東北線も選択肢になる)。また、浦和までであれば、湘南新宿ラインの列車も利用できるので、更に”使える列車”が増えます。そして、赤羽へ行くときは、埼京線の列車も・・・。

 毎度おなじみ、E231系[③]。この車両に乗っているときに旅情や旅気分を感じろというのは、私にとっては、もはや無理な話です。大宮近辺のこの車窓も、もういったい何度見たことやら[④]。ここから先は、首都圏の各地域を攻略していく段階に入りますが、見飽きたものや乗り飽きたものばかりに当たるという点で、かなり退屈な場面が多くなります。

 さいたま新都心に到着[⑤]。京浜東北線のホームには、ホームドアが設置されています。近頃、列車内にある吊り広告で、さいたま新都心での素晴らしい暮らし・・・といったような不動産広告を見かけることが多いのですが、さいたま新都心の開発は今もなお続けられているようで、駅の利用客も毎年順調に増え続けています。

 浦和に到着[⑥]。ここで列車を降ります。近郊型仕様のE231系とE233系は、混結が可能となっていて、現在では、基本編成と付属編成が異なる形式になっているということも、よく見られます。



















 2001年の合併が行われる以前は、浦和市が、埼玉県の県庁所在地でした[①]。いま、「埼玉県の中心となる駅は?」と聞けば、ひねくれた鉄道好きでもない限り、多くが「大宮駅だ」と答える(新幹線も停まりますしね)ような気がしますが、時刻表においては、現在でも浦和駅が埼玉県の代表駅とされています(路線図にその記号がついている)。

 夜の浦和駅前[②] [③]。やはり人が多いですね。人が多ければバスも多い、ということで、バス乗り場にある発車時刻表を見てみると、路線バスが高頻度に発車していました(もちろん、更なる大都市ならば、もっと凄いのでしょうが)[④]。しかし、今、大都市においては、利用客減少ではなく、運転手の人手不足を理由に、バスが減便されていると言われています。

 2013年3月に高架化が完了した浦和駅[⑤]。ガラス張りとなっている壁の向こう側に、停車する列車の姿を見ることもできます。ホームの下に設けられた駅コンコースでは、照明が交差状に配置されていて、印象に残ります[⑥]

 一方、こちらは西口駅前。浦和レッズの根拠地となるだけに、サッカーの街であることを押し出しているようで、駅前に出たその瞬間に、「URAWA Soccer TOWN」と書かれた案内物が目に留まります[⑦] [⑧]。今朝触れた清水エスパルスもそうですが、サッカーチームは、市町村合併等が起こっても、その以前の地名を残すことが多いようですね。

 西口駅舎[⑩] [⑪]。東口は、高架の構造物がそのまま駅舎になっていましたが、西口は、このような独立した駅舎を持っています。浦和駅は、台地の縁に建設されたため、駅の東西で、地上部の高さが異なります(高架下を通る道路も、東から西にかけての上り坂になっている)。西口から駅舎に入ると、改札口へ行くためには、階段を降りる必要があります。

 次の駅へ移動します。18:11発の特急日光8号に乗り、東京都の代表駅としての新宿駅を目指します[⑫]。浦和〜新宿間で特急に乗る必要性など微塵もないのですが(湘南新宿ラインで直通)、まあ、「ただでさえ苦行になる首都圏巡りを少しでも楽しくするための清涼剤」ということで・・・。253系で運転されるこの列車を、4号車の乗車口で待ち構えます[⑬]

 浦和駅は、2013年に全面高架化が達成されました。いま私がいる湘南新宿ラインのホームは、同じ高架でありながらも、東北本線や京浜東北線のホームよりも、少し高い位置にあります[⑭]。こちらからだと、少々見下ろすような感じになります。


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