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図らずも、2018年3月のダイヤ改正で愛称が消滅するエアポート成田号に乗ることができました[①]。もっとも、指定席車両を連結しているわけでもないので、”エアポート成田”という名前の列車に乗ることができたことを、分かりやすい形で残す手段はありません。まあ、せいぜい行先表示機くらいでしょうか。 総武本線を進んでいくこの列車は、千葉を出ると、進路を北東方向に取ります。東千葉〜都賀間で、都会的な市街地ではなく、早くも草木が生い茂る車窓が[③]。都賀で千葉市域は終わり、その次の四街道から四街道市に入ります。 佐倉に到着しました[④]。全国的な知名度は不明ですが、長嶋茂雄の出身地なので、それで知っているという人は多いかもしれません。駅で見かける、いつもの縦長の駅名標の上には、何やら見慣れないものが。それを拡大してみると、千葉県の形とともに、「東京から55.3km ←現在地」と書かれた案内がありました[⑤]。佐倉駅は、千葉県のほぼ中心にあるようです。 留置線が見えると、まもなく成田です[⑥]。成田を始終着とする列車は少なくないので、そういった列車が使っているのでしょうか。成田線我孫子支線のE231系(常磐線のE231系と言っても良いかも)や房総用の209系が停車しているところが見えると、「いかにも成田」といった感じ[⑦]。特にE231系がある光景は、その象徴ともいえます。 成田に到着しました[⑧]。日中は、成田エクスプレス号は成田に停車しないほか、特急しおさい号は成田を経由しないので、東京から成田まで快適に移動するための手段といえば、この普通列車グリーン車ということになります[⑨]。今回は、千葉〜成田程度だったので、このようなものは使いませんでしたが。 |
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成田にやってきました[①]。成田空港に至るJR線の列車は、当然成田駅を経由します。また、京成線も、京成成田を経由して成田空港に行きます。よって、空港に行くときには必ず経由する駅でもあったのですが、成田スカイアクセス線の開業により、成田駅を経由しないで空港まで辿り着ける経路が開拓されました。 現在の東口の駅舎は、1979年に完成したものです[②]。既に竣工から40年ほどが経過した代物ですが、神社や寺の建築物を思わせるようなデザインに仕立てられていることもあってか、そう古いもののようには見えません。「成田山」と書かれた提灯が吊るされているというのが、いかにも成田山新勝寺の玄関口となる駅らしいです。 成田駅周辺図[④]。成田湯川を経由して空港に入る路線が、成田スカイアクセス線です。JR成田線は、一度進路を北側に取った後に空港に向かい、京成線は、遠回りをせずにそのまま空港に向かいます。つい空港に目が向いてしまいますが、成田線は、ここから松岸まで向かう本線(ずっと北に向かう線路)と、我孫子へ向かう支線(北西に向かう線路)も分岐しています。 合計8レーンある改札口[⑤]。しかし、今回の旅をしている私には、自動改札機のレーン数は、全く関係ありません。たとえ20あろうと、2つしかなかろうと。それは・・・、なんといっても、私が「出札補充券」を使用しているからです。自動改札機のレーン数に関わらず、有人改札は、ひとつしかありません。私が通れるのはそこだけです。 現在は閉店されてしまったびゅうプラザ[⑥]。いま、この旅日記を書くにあたって、当時の写真を見返すことが多いのですが・・・、「このときはびゅうプラザがあったが、今はない」という駅が結構多いですね。成田もそうですし、宇都宮とか、この後行くいわきとかも・・・。必ずしも鉄道を推すわけではないのが、びゅうプラザが「旅行センター」であることを示しています[⑦]。 我孫子支線の列車に乗って、我孫子を目指します[⑧]。成田〜我孫子間のみを結ぶ列車のほか、常磐快速線に直通して上野や品川まで至る列車もあります。かつて、常磐快速線と我孫子支線を経由して成田空港に至る臨時列車、「エアポート常磐」なる列車が運転されたこともありますが(常磐線沿線から成田空港のアクセス改善)、定着しないまま設定がなくなりました。 国鉄書体で「駅長事務室」と書かれた琺瑯板[⑨]。横にある温度計によると、気温は13度ほどなので、それほど寒くはありませんね。しかし、皆さんも予感できていらっしゃる通り、この旅もここまで至ったからには、あとは段々と寒い地域に向かっていくことになります。旅の始まりから持ってきている”重装備”の数々が、ようやく役立つときが近づいてきています。 |
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一時期は、総武・房総各線を走る113系が運用されていたこともある我孫子支線ですが、現在は、常磐快速線用のE231系5両・10両編成のみが運用されています[①]。総武快速線を走るE217系を乗り入れさせ、我孫子〜成田〜千葉〜東京・・・を走る列車があったら・・・、どうでしょうか。成田で分割・併合し、4両を我孫子支線へ、11両を空港支線へ向かわせるのも良いでしょう。 特にこれというところはない路線で、既に何度も乗ったことがある路線ということもあって、我孫子支線の列車では、ほぼずっと居眠りをしていました。そんなわけで、気が付いたら、私は我孫子にやってきていました[②]。常磐快速線と我孫子支線が接続しているほか、いわゆる「常磐線各駅停車」も通っている駅なので、ホームは4面7線の構造となっており、ターミナル駅のような雰囲気があります[③]。 先ほど乗車した列車は我孫子止まりなので、次の列車に乗り継ぎます。乗車するのは、16:38発の上野行き[④]。この後、私は茨城県の県庁所在地としての水戸を目指すため、本来ならば、ここから土浦・水戸方面へ向かって然るべきなのですが、すぐに特急に乗るため、2駅分だけ上り、柏へ行きたいと思います(下り方面だと、次の特急停車駅は土浦)。 16:38発の上野行きは、取手を10両編成で出発し、我孫子にやってきました。ここから先の利用客増加に備えて、我孫子で5両編成を増結します[⑤] [⑥]。常磐快速線の下り列車においては、15両編成の成田行きがある場合は、10両編成が成田へ行き、5両編成が我孫子止まりとなります。取手行きと成田行きの列車が一緒になることはありません。 2015年3月に開業した上野東京ラインによって、常磐線から品川への直通が実現しましたが、これのありがたみを一番感じるときというのは、個人的には、羽田空港へ行くときです。それまでは、上野で乗り換えて浜松町⇒モノレールということが多かったのですが、上野東京ラインにより、品川で京急線に1度乗り換えるだけで、羽田空港に行けるようになりました。これは本当に便利です[⑧]。 柏16:49発の特急ときわ69号に乗車します[⑨]。先ほども述べたとおり、馬鹿正直に行けば、我孫子から土浦まで下り、そこで特急に乗り換えることになりますが、そのような面倒なことはしていられないので、我孫子〜柏ではみ出し乗車をし、柏から特急に乗ります。日中のときわ号は、全て柏駅に停まるので、1時間に1本の割合で特急があります。 今回は4号車に乗車します[⑩]。これには意味があり、「グリーン車の5号車はフルアクティブサスペンションを搭載しているから、その隣の車両にすれば、グリーン車に揺れの少なさに釣られて、乗り心地が良いのでは・・・」というもの。完全に迷信レベルの話ではあるのですが、E2系やE5系に乗車するときも、私はいつも8号車(9号車はグリーン車)にしています。 |
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