![]() ◆2月16日◆ Page:54 ※各画像はクリックすると拡大します。 |
|||||||||||||
![]() ![]() ![]() |
|||||||||||||
![]() |
|||||||||||||
日付も変わり、2月16日となりました。朝、ホテルをチェックアウトして高松駅にやってくると、観音寺行きの普通列車の隣に、下りのサンライズ瀬戸号として到着した285系が停車していました[①]。昨晩とは異なり、別に意図して285系に会いに行ったわけではありませんが、ちょうど285系がいるタイミングで駅にやってくることとなりました。 例え平日であっても、285系が注目の的であることには変わりなく、列車から降りてきたばかりと思われる乗客たちが、代わる代わる記念撮影を行っていました[②]。到着は7:27ですが、回送列車として発車するのは7:50なので、それまでには23分の時間があり、余裕をもってゆっくりと記念撮影に興じることができます。 さて、一方、私がこれから乗る列車は、7:48発の快速マリンライナー12号です[④]。四国の4県は、いずれも既に訪問したので、本州に戻って、47都道府県制覇への道のりを進んでいきます。「四国グリーン紀行」を使用しているということで、当然、ここではグリーン車に乗るわけですが、上りのマリンライナー号では、グリーン車は最後尾となり、特にパノラマ席の価値はほぼゼロとなります[⑤]。 |
|||||||||||||
|
|||||||||||||
↓ | |||||||||||||
|
|||||||||||||
![]() ![]() ![]() |
|||||||||||||
![]() |
|||||||||||||
マリンライナー号といえば、高松方に連結される2階建て車両が特徴的な存在です[①]。2階部分と運転室直後がグリーン車で、階下部分が普通車指定席となっています。ほぼ全ての便(一部、2階建て車両なしの2両編成で運転)に連結され、30分間隔での運行と130km/h運転の実施と相まって、マリンライナー号を日本でも有数のハイレベルな快速列車に仕立てています。 高松を発車しました[②]。マリンライナー12号が高松7:48発で、サンライズ瀬戸号の回送が7:50発なので、こちらの方が285系よりも早く高松を発ちます。朝の交通渋滞も尻目に、列車は快調に岡山を目指して行きます[③]。 ところで、上りのマリンライナー号の場合、2階建て車両は最後尾となるため、「パノラマ席の価値はほぼゼロ」と申し上げました。そうなると、当然、2階部分のグリーン車に乗りたかった(高い視点を得たい)のですが、今日のマリンライナー12号は、なぜか2階部分のグリーン車が満席でした[④]。12号のそれ以外にも、パノラマ車や指定席が満席になっている便がちらほら。こんな平日になぜ? 上りのパノラマ席の場合、その座席からは何が見られるのかというと、これです[⑤]。ただのデッキです。”快速列車のグリーン車”としての宿命か、デッキとの境目には、それを仕切る壁や扉がないので、静粛な環境とも言えず・・・(E231系等の2階建てグリーン車なら、平屋部分とデッキには壁と扉があるのですが)。こんなものが見えても、別にちっとも面白くありません。 座席自体はグリーン車のソレなので、とにもかくにも「座席にだけ」その価値を見出しながら、児島へ向かいます[⑥]。瀬戸大橋手前の三角線を過ぎて、宇多津方面と橋を結ぶ線路が車窓に現れます[⑦]。瀬戸大橋から高松方面(マリンライナー等)、松山方面(しおかぜ等)、高松〜松山方面(いしづち等)の3種類があるため、ここには三角線が形成されています。 これから渡る瀬戸大橋が見えてきました[⑧]。青函トンネルでは、その前後が直線区間であるため、窓越しにこれから進んでいくところを伺うことはできませんが、瀬戸大橋の四国側は、線路が大いにくねっているので、窓越しに橋の全貌を見ることができます。 四国の陸地に別れを告げて、列車はいよいよ海上に飛び出していきます[⑨]。下に目をやれば、そこには瀬戸内海が広がっています[⑩]。2階建て車両の階上(グリーン車)は、その高い視点から瀬戸内海を見ることができ、階下(普通車指定席)は、橋の構造物と海がより近くに迫る眺めを得られるので、ある意味、パノラマ席(平屋部分)が一番中途半端かもしれません・・・。 穏やかな瀬戸内海とそこに浮かぶ小島たち[⑪]。瀬戸内海には、有象無象の島がたくさんあり、有人島も無人島もありますが、その中には、瀬戸大橋の橋脚を受け入れた有人島もあります。その上を列車が通過するときは、住民に配慮して、速度を60km/hまで落とすことになっています。 本州・岡山県の陸地に突入すると[⑫]、列車は児島に到着します[⑬]。四国グリーン紀行は、「JR四国の全線」が対象区域なので、有効区間は児島までとなります(この先はJR西日本)。そのため、私もここで列車を降ります。このまま乗り換えなしで岡山まで行くとなると、グリーン料金を児島〜岡山間で別途素直に払うこととなるため、それはお断りでした。 | |||||||||||||
TOP 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 DISCOVER どこかのトップへ 66.7‰のトップへ |